「全国学力・学習状況調査」の結果が文部科学省から発表された。
文科省は「調査」だといっているのに、勝手に「学力テスト」と騒いできたマスコミ各社。ハナから期待はしていなかったが、今回の結果発表に対する報道はやはりひどい。マスコミにとって都合のいい数値(“学力低下”や“格差拡大”を裏付ける数値)が出なかったことに機嫌を損ねたか、結果の分析もロクにせず文科省の発表を丸写し。でもって、この程度のことしか分からないのなら77億円もかける意味なし!ときた。調査結果から意味を読み取って報道するんがアンタらのお仕事なんじゃないんかねぇ。
ま、マスコミに注文をつけるのは非著名人の責務〔※1〕ゆえ一応文句を垂れておいたが、「ハナから期待していなかった」と書いた手前、このへんでやめておこう。
さて、43年ぶりに行われたというこの調査。小6、中3の全国全児童生徒が調査対象であり、実際にも学校ベースで99.5%の小6と95.7%の中3が参加したという。不参加校のほとんどが私立校であり、小中とも約4割の私立校が参加していないというイレギュラー要因さえ踏まえておけば、この調査から得られたデータは国勢調査並の精度で事実と認めてよいであろう。
で、果たしてどんな結果が出たのか?
そしてどんな事象が読み取れるのか?
文科省のホームページにある資料をざっと読んでみると・・・・・・
すごい!マスコミ連中の「期待」を裏切る数値が目白押しだ。「生活習慣・学習環境調査」の分析コメントなど安倍前首相の規範教育強化路線ありきの部分もあるが、我々の認識を一変させかねない結果がいくつも出ている。
だが残念ながら先週、今週と多忙で調査結果をじっくり読み込む時間がない。時あらためて取り上げさせて頂くことを、どうかご容赦願いたい。
とにかく77億円の税金をかけたこの調査。マスコミ連中のことばを鵜呑みにしドブに捨てるなどは愚の骨頂。みんなで77億円に見合うだけの分析結果を引き出し、今後の学校教育に役立てなければならない。
というわけで、一家に一冊。「平成19年度 全国学力・学習状況調査」
以下にリンクを貼っておく。
「平成19年度全国学力・学習状況調査」(いずれも文科省HP内に置かれているファイル)
平成19年度全国学力・学習状況調査について
1.調査結果のポイント(PDF:3.13MB)
2.【小学校】調査結果の概要(PDF:8.9MB)
3.【中学校】調査結果の概要(PDF:12.0MB)
(2.と3.のファイル名が同じなので、保存の際は要ファイル名変更デス)
実施概況や調査結果の詳細はコチラのページへ(文科省HP内該当ページへリンク)
〔※1〕社会に対する発言は著名人や有識者に任せておけばいいという風潮が強いが日本社会であるが、マスコミに叩かれたら終わりという彼等にとってマスコミ批判は自殺行為。ゆえに一般庶民が注文をつけていかない限り、マスコミは「ハダカの王様」になってしまうと私は考えている。当ブログにマスコミ批判が多いのも、もちろんこの考えがあるからである。
【参考資料】
『文部科学省』>トピックス;全国的な学力調査>小・中・高校教育に関すること(全国的な学力調査について)(2007、文部科学省、2007年10月28日掲載版)
[http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/index.htm]
文科省は「調査」だといっているのに、勝手に「学力テスト」と騒いできたマスコミ各社。ハナから期待はしていなかったが、今回の結果発表に対する報道はやはりひどい。マスコミにとって都合のいい数値(“学力低下”や“格差拡大”を裏付ける数値)が出なかったことに機嫌を損ねたか、結果の分析もロクにせず文科省の発表を丸写し。でもって、この程度のことしか分からないのなら77億円もかける意味なし!ときた。調査結果から意味を読み取って報道するんがアンタらのお仕事なんじゃないんかねぇ。
ま、マスコミに注文をつけるのは非著名人の責務〔※1〕ゆえ一応文句を垂れておいたが、「ハナから期待していなかった」と書いた手前、このへんでやめておこう。
さて、43年ぶりに行われたというこの調査。小6、中3の全国全児童生徒が調査対象であり、実際にも学校ベースで99.5%の小6と95.7%の中3が参加したという。不参加校のほとんどが私立校であり、小中とも約4割の私立校が参加していないというイレギュラー要因さえ踏まえておけば、この調査から得られたデータは国勢調査並の精度で事実と認めてよいであろう。
で、果たしてどんな結果が出たのか?
そしてどんな事象が読み取れるのか?
文科省のホームページにある資料をざっと読んでみると・・・・・・
すごい!マスコミ連中の「期待」を裏切る数値が目白押しだ。「生活習慣・学習環境調査」の分析コメントなど安倍前首相の規範教育強化路線ありきの部分もあるが、我々の認識を一変させかねない結果がいくつも出ている。
だが残念ながら先週、今週と多忙で調査結果をじっくり読み込む時間がない。時あらためて取り上げさせて頂くことを、どうかご容赦願いたい。
とにかく77億円の税金をかけたこの調査。マスコミ連中のことばを鵜呑みにしドブに捨てるなどは愚の骨頂。みんなで77億円に見合うだけの分析結果を引き出し、今後の学校教育に役立てなければならない。
というわけで、一家に一冊。「平成19年度 全国学力・学習状況調査」
以下にリンクを貼っておく。
「平成19年度全国学力・学習状況調査」(いずれも文科省HP内に置かれているファイル)
平成19年度全国学力・学習状況調査について
1.調査結果のポイント(PDF:3.13MB)
2.【小学校】調査結果の概要(PDF:8.9MB)
3.【中学校】調査結果の概要(PDF:12.0MB)
(2.と3.のファイル名が同じなので、保存の際は要ファイル名変更デス)
実施概況や調査結果の詳細はコチラのページへ(文科省HP内該当ページへリンク)
〔※1〕社会に対する発言は著名人や有識者に任せておけばいいという風潮が強いが日本社会であるが、マスコミに叩かれたら終わりという彼等にとってマスコミ批判は自殺行為。ゆえに一般庶民が注文をつけていかない限り、マスコミは「ハダカの王様」になってしまうと私は考えている。当ブログにマスコミ批判が多いのも、もちろんこの考えがあるからである。
【参考資料】
『文部科学省』>トピックス;全国的な学力調査>小・中・高校教育に関すること(全国的な学力調査について)(2007、文部科学省、2007年10月28日掲載版)
[http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/index.htm]
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